シーソーキャッチの取付方法
従来の動式ウイングロック装置との互換性確保!
2011年、シーソーキャッチは大幅なリニューアルをし、中古車両にも簡単に取替できるようになりました。
取替方法はいたってシンプル。
基本的には、従来のウイングロックプレート及びウイングロック装置を取外して、そこにシーソーキャッチを取付けるだけの簡単取替キットをご用意いたしました。!
簡単取替キットを使えば、説明書に従って1箇所当り30分程度の作業していただくだけで、簡単にシーソーキャッチへと取替えることができます。
詳細な取替手順は下記をご覧下さい。
シーソーキャッチの各パーツ名称
シーソーキャッチの各パーツ名称は以下の通りです。
【図1】
1.シーソーキャッチ取付・作動に必要なスペースの確認
①まずは、シーソーキャッチ本体を取り付けるためのスペースがあることを確認して下さい。
本体外形寸法:55(W)×242(L)×41.3(H) ※小型・中型車用:47(W)×242(L)×41.3(H)
【図2】
②次に、シーソーキャッチ作動時に他所と干渉することのないように、本体取付部の周辺に作動に必要なスペースがあるか確認して下さい。
【図3】
取付の可否・追加加工の要否ご検討の際には、こちらの既存のウイングロック装置の取付部仕様確認書をご活用下さい。
2.既存のウイングロックプレート及びウイングロック取外し
③手動式ウイングロック装置及びウイングロックプレートの取付ボルト等を緩めてり外して下さい。
【写真1】
【写真2】
④取外したボルト等は再利用するものもあります。取外し位置を確認するとともに、失くさないように一時保管して下さい。
【写真3】
3.シーソーキャッチ取付前加工(必要な場合のみ)
ボディ前側については、走行・停車時のウイングパネルの移動やこれに伴う変形等により、必ずウイングパネルが取付時の位置より前方に移動・変形することが想定されます。
⑤位置合わせを行ってみて門溝前部プレートがSCウイングヘラAssy接地面よりも高い場合には、この部分との干渉によりSCウイングヘラAssy及びウイングパネルの損傷を防止するため、必要な範囲でカット・補修塗装を行います。
【図4】
【写真4】
4.シーソーキャッチの仮取付け
⑥取外したボルト・ナット及び付属のボルト・ナット等を使って、シーソーキャッチAssy及びSC対応型ウイングロックプレートを仮付けします。
【写真5】
【写真6】
5.シーソーキャッチ作動テスト・本取付け
仮付け作業が終わりましたら、4~5回以上ウイングを開閉させて、シーソーキャッチの作動テストを行って下さい。
取付の不具合等がある場合には、取付説明書に従って取付位置の修正等を行って下さい。
作動テスト後、本取付を行って作業終了となります。
取付が完成すると、下の映像のように作動します。